Thursday, January 25, 2018 11:10 AM

移民若者に市民権付与も 大統領「懸命に働けば」

 トランプ大統領は24日、子どもの時に親に連れられて不法入国した移民の若者について「一生懸命働けば」、10〜12年後に市民権を付与する救済策を検討していると記者団に語った。市民権獲得の道が開けば「励みになるだろう」と強調した。

 一方、野党民主党に対し、救済に応じる引き換えにメキシコ国境の壁の建設費250億ドル(約2兆7000億円)を認めるよう求める考えも示した。

 民主党上院トップのシューマー院内総務は壁建設に難色を示しており、妥協点を見いだせるかは不透明だ。(共同)