Thursday, January 25, 2018 11:12 AM

弁護団、書面回答を模索か トランプ氏のアドリブ恐れ

 トランプ大統領は24日、大統領選へのロシアの介入などを巡る疑惑を捜査するモラー特別検察官の事情聴取を「喜んで受ける」と述べた。ホワイトハウス内には、正々堂々と聴取を受け、疑惑に関する捜査を一気に終結させた方が得策との意見もあるとされる。トランプ氏がアドリブ発言でぼろを出す恐れがあり、弁護団は書面回答が安全だと考えているとみられる。

 米メディアによると、トランプ氏の発言は、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に出発する直前、ホワイトハウスで一部記者団が移民政策について高官の背景説明を受けている部屋に飛び入りで入室した際、飛び出した。

 ホワイトハウス法律顧問のコブ弁護士はトランプ氏が「ダボスに出発する前に急いでしゃべった」と説明、影響を最小限に食い止めようとした。(共同)