Friday, January 26, 2018 11:03 AM
米、TPP復帰検討 大統領表明、再交渉条件
トランプ大統領は25日、スイス・ダボスで行われた米CNBCテレビのインタビューで、環太平洋連携協定(TPP)への復帰を検討する意向を表明した。復帰を完全否定する政権の従来方針を転換。「以前に結んだ協定に比べ、米国にとって、とても良い内容になるならば、TPPをやる」と述べ、再交渉を条件に挙げた。トランプ氏が復帰に言及したのは初めて。
茂木敏充経済再生担当相は「米国がTPPの意義を認めたことは歓迎したい」と述べた。ただ米国を除く11カ国での協定発効を優先する日本政府は「現時点では受け入れられない」(関係者)と再交渉に応じない方針で、米国の復帰へのハードルは高い。米国の復帰は日本の念願だが、既に固まったTPPの枠組みに戻るよう米国を説得していく考えだ。
通商政策の柱とする2国間交渉が思うように進まない中、米国を除くTPP参加11カ国が新協定に合意したことに焦りを感じ、トランプ氏の復帰検討表明につながった可能性がある。米国の復帰が実現すれば、アジア太平洋地域をカバーする貿易・投資ルール確立というTPPの本来の目的が達成される。(共同)
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