Monday, January 29, 2018 11:22 AM
首相、任命責任認め謝罪 副大臣の不適切発言
安倍晋三首相は29日の衆院予算委員会で、沖縄の米軍機不時着を巡る不適切発言で松本文明内閣府副大臣が辞任したことに関し、任命責任を認め、謝罪した。「任命責任は私にある。沖縄、国民の皆さんに深くおわび申し上げたい」と述べた。沖縄問題に対し「内閣がこれまで以上に気を引き締めて取り組む」として、基地負担軽減に全力を挙げる考えを示した。
首相は「政治家はその発言に責任を持ち、信頼を得られるように自ら襟を正すべきだ」と指摘。「最も危険な普天間飛行場の移設でしっかりと結果を出していきたい」と述べ、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を推進する考えを示した。
松本氏がやじを飛ばしたのは、25日の衆院本会議での代表質問。志位和夫共産党委員長の質問の際、沖縄県での米軍ヘリコプターの不時着を巡り「それで何人死んだんだ」と発言した。(共同)
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