Tuesday, January 30, 2018 10:41 AM

南北合同行事中止を通告 北朝鮮、冒涜と主張

 韓国統一省によると、北朝鮮は29日夜、平昌冬季五輪に合わせて北朝鮮東部の金剛山で南北が行うことで合意していた合同行事を中止すると韓国に通告した。北朝鮮は、韓国メディアが「五輪に関して北朝鮮が心を込めて行っている措置を冒涜する世論を拡散している」と主張した。南北間で主導権を握るための駆け引きの一環の可能性がある。

 統一省は30日、遺憾の意とともに「南北が互いを尊重し理解する精神に基づき、合意事項を履行すべきだ」との立場を北朝鮮側に伝えたと明らかにした。

 一方、統一省当局者は、北朝鮮の馬息嶺スキー場で31日から行う方向で準備中の合同練習には北朝鮮が特に言及していないとして、予定通り進める考えを示した。(共同)