Tuesday, August 09, 2016 11:17 AM

米2Q生産性速報値0.5%低下 単位労働コスト2.0%上昇

 米労働省が9日発表した2016年4〜6月期の非農業部門の労働生産性の速報値(季節調整済み)は年率換算で前期比0.5%低下し、3四半期連続で下がった。市場予想の0.4%上昇に反し下落した。前期の0.6%低下から低下率は縮小した。

 労働時間の伸びが生産の増加を上回り、生産性の低下をもたらした。前年同期比は0.4%低下。

 賃金の指標である単位労働コストは前期比2.0%上昇。従来の4.5%上昇から0.2%低下へと下方修正された前期からプラスに転じ、2四半期ぶりに上昇した。市場予想は1.8%上昇だった。前年同期比では2.1%上昇した。(共同)