Friday, February 02, 2018 10:21 AM

泊原発の配管に不正製品 神鋼データ改ざん

 神戸製鋼所の製品データ改ざん問題を巡り、北海道電力は2日、泊原発1号機(北海道)の一部配管に、検査データが不正に記載された製品が使用されていたと発表した。北海道電は日本工業規格(JIS)を満たしており、安全性に問題はなく、配管の交換は必要ないと説明している。

 北海道電によると、非常用ディーゼル発電機の冷却用の配管計6本で、検査証明書の数値が改ざんされていたという。1月末に製品の工場に立ち入りするなどし、不正を確認した。同じ材料を使っている製品を分析したところ、JISの基準を満たしていた。(共同)