Tuesday, August 09, 2016 1:06 PM

グアムにB2爆撃機を配備 対北朝鮮で抑止強化か

 米戦略軍は9日、米領グアムのアンダーセン空軍基地にステルス機能を持つB2戦略爆撃機3機を一時配備したと発表した。B2爆撃機は核兵器の搭載が可能で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への抑止力を強化する狙いがあるとみられる。

 戦略軍によると、B2爆撃機は配備期間中にアジア太平洋地域で実施される演習に参加し、関係国との一体運用性を向上させる。同軍のヘイニー司令官は声明で「地域の安全保障体制を支援するという米軍の決意を示している」と強調した。

 米軍は今月6日、従来のB52戦略爆撃機に代わり複数のB1戦略爆撃機を同基地に配備したばかり。(共同)