Tuesday, February 06, 2018 11:13 AM

下院区割り見直し命令維持 米最高裁、民主に追い風も

 米連邦最高裁は5日、ペンシルベニア州の連邦下院選の選挙区割りについて、共和党に不当に有利だとして見直しを命じた同州最高裁の判断を維持した。AP通信などが報じた。区割りが見直されることになり、11月の中間選挙で多数派奪還を狙う民主党に追い風になりそうだ。

 米国には連邦と州それぞれに最高裁がある。同州最高裁は1月、州内の18選挙区は共和党を利する不公平なものだとし「州憲法に違反する」と判断。見直しを命じた。共和党側は連邦最高裁に対し、差し止めを求めていた。

 新たな区割りは、5月15日の同州予備選から適用される見通し。(共同)