Friday, February 09, 2018 11:53 AM

新型短距離ミサイル登場 米サイト分析、固形燃料型

 ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は8日、北朝鮮が朝鮮人民軍創建70年の記念日に行った軍事パレードで公開した装備に固形燃料式の新型短距離弾道ミサイルが含まれていたとの分析を発表した。

 38ノースによると、新型ミサイルは核搭載が可能なロシアの戦術ミサイル「イスカンデル」をモデルにしたとみられるが、韓国軍の最新鋭弾道ミサイル「玄武2」とも類似点がある。大きさから判断して、北朝鮮の短距離ミサイル「KN02」よりも飛距離が長いとみられる。

 米本土を射程に収める新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)を4基しか公開しなかったのは、移動式発射台の製造が遅れているためではないかと推定した。(共同)