Tuesday, August 09, 2016 5:42 PM

日立子会社に罰金5548万ドル 米、価格カルテルで再び

 米司法省は9日、日立製作所子会社の日立オートモティブシステムズ(東京)が自動車部品の価格カルテルに関わったことを認め、最低5548万ドル(約56億5300万円)の罰金を支払うことに合意したと発表した。

 司法省によると、日立オートモティブは1990年代半ばから2011年夏にかけて、路面からの衝撃を吸収する自動車部品で、価格操作や入札談合を繰り返した。

 日立オートモティブは、エンジン起動装置などの価格カルテルへの関与で、13年にも罰金1億9500万ドルを支払っている。(共同)