Thursday, February 15, 2018 11:23 AM

10年以降のEV販売54万台〜ルノー・日産・三菱

 ルノー・日産・三菱自動車の企業連合は、2010年に世界初の量産型電気自動車(EV)「日産リーフ」が発売されて以降、17年までの世界EV累計販売が合わせて54万623台となった。うち30万台はリーフが占めている。

 3社連合によると、17年のEV販売台数は9万1000台で、前年から11%増加した。

ルノーは、「ゾーイ」、「カングー Z.E.」バン、「フルエンス Z.E.」、ルノー・サムスン・モーターズの「SM3 Z.E.」といったEVを11年以降に15万台以上販売。17年は3年連続で欧州におけるEVの最多販売を記録し、シェアは23.8%、販売台数は前年から38%増加した。

 欧州での17年のベストセラーEVはゾーイで、前年比44%増を記録した。日産は17年に新型リーフを発売。航続距離は約378キロと旧モデルの約173キロから大幅に伸びた。

 新型リーフは、17年の日本での発売に続いて18年には他の主要市場でも発売される予定。すでに日本で1万3000台、米国で1万3000台、欧州で1万2000台の予約注文を受けており、世界的な受注は計4万台以上に上っている。三菱自動車は「アイミーブ」ハッチバックを販売している。

http://supplierinsight.ihsmarkit.com/news/5243801/renault-nissan-mitsubishi-sells-540623-evs-since-2010