Thursday, February 15, 2018 11:50 AM

北朝鮮核が主要議題 16日からミュンヘン会議

 世界の安全保障に関する問題や政策を毎年話し合う「ミュンヘン安全保障会議」が16日、ドイツ南部ミュンヘンで開幕する。今年は北朝鮮が核・ミサイル開発を進め、緊迫する朝鮮半島情勢も主要議題となる。3日間の日程で各国の首脳や閣僚約100人が参加する予定。

 会議の議長を務めるイッシンガー氏(ドイツ)は「中東やアジアの動向を見ても明らかなように、世界は軍拡のまっただ中にある。今こそ軍備管理の議論をしなければならない」と訴えている。

 会議には米国のマティス国防長官やマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)、中国の全国人民代表大会(全人代)外事委員会の傅瑩主任らが出席。北朝鮮への対応や、韓国による北朝鮮との対話を巡る発言が注目される。(共同)