Thursday, February 22, 2018 11:58 AM
シリア停戦決議「最終案」 安保理、採択見通し不透明
国連安全保障理事会の非常任理事国スウェーデンなどは21日、内戦が続くシリア全土での30日間の停戦決議案を各理事国に配布した。複数の安保理外交筋が明らかにした。スウェーデンなどは同案を「最終案」として、近日中の採決を目指しているが、常任理事国ロシアが難色を示しており、見通しは不透明だ。
市民の死傷者急増に歯止めをかけ、国連などによる人道援助を市民に届けられるようにするのが狙い。
決議案は過激派組織「イスラム国」（IS）や国際テロ組織アルカイダなどを標的にした軍事作戦以外の攻撃を、各勢力が全土で30日間停止することが柱となっている。（共同）
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