Wednesday, February 28, 2018 11:00 AM
iPS心臓臨床研究を承認 大阪大、世界初の計画
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した「心筋シート」を重症心不全患者の心臓に移植する大阪大チームの臨床研究計画が28日、学内の「特定認定再生医療等委員会」で、大筋で承認された。iPS細胞を利用する心臓病治療の臨床研究は世界初となる。チームは厚生労働省に実施申請し、認められれば春から夏にも始める予定。
実施を計画しているのは澤芳樹教授(心臓血管外科)のチームで、iPS細胞を心筋細胞に変化させてシート状(直径数センチ、厚さ約0.1ミリ)に加工し、虚血性心筋症の患者の心臓にはり付けて、安全性や効果を確かめる。iPS細胞は、京都大の山中伸弥教授らが備蓄を進める、拒絶反応が起きにくいものを使う。
チームは、国の法律に基づき学内に設置された「特定認定再生医療等委員会」に昨年7月申請し、弁護士や研究者ら有識者が研究内容や倫理面の審査に当たってきた。(共同)
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