Thursday, March 01, 2018 11:31 AM

銃警戒、生徒の逮捕相次ぐ 米乱射事件後、悪ふざけも

 米国ではフロリダ州の高校銃乱射事件以降、学校襲撃を口にしたり、銃を構える画像をインターネットに投稿したりした生徒らが逮捕、拘束される事案が相次いでいる。悪ふざけや誤解だったとして訴追されないケースも多く、米社会が若者の銃犯罪に神経をとがらせる様子が浮き彫りとなっている。

 教師らでつくる団体「教師による学校安全ネットワーク」によると、フロリダの事件が起きた翌日の2月15日から23日までに、学校に対する脅迫事案が約490件に上った。警戒を強める教師らが事件を未然に防ごうと積極的に通報し、警察も対応を強化している。

 米メディアによると、フロリダ州やオハイオ州などでは学校への銃器持ち込みを防ぐため、生徒らのバックパック使用を禁止する学校も出始めた。(共同)