Wednesday, March 07, 2018 11:16 AM

羽生選手、世界選手権欠場 痛みある右足首の回復専念

 日本スケート連盟は7日、平昌冬季五輪のフィギュア男子で66年ぶりの2連覇を果たした羽生結弦選手(23)=ANA=が2連覇のかかる世界選手権(21〜24日・ミラノ)を欠場すると発表した。昨年11月に故障した右足首に痛みを抱えて五輪に臨んだため、今後は休養して回復に専念するという。現役続行の意思は示している。友野一希選手(19)=同志社大=が代わりに出場する。

 羽生選手は右足関節外側靱帯損傷、腓骨筋腱損傷と診断され、約2週間の安静と3カ月のリハビリ加療が必要となる見込み。「世界選手権に出場できなくなりましたが、早く復帰できるよう、治療とリハビリをしっかりとし、少しずつできることを続けていきます」とのコメントを出した。

 羽生選手は約4カ月ぶりの実戦となった五輪で痛み止めを服用して演技し、金メダルを獲得。2月27日の帰国報告会では「いろんなところを痛めていたので、ちょっと休みたい」と話していた。(共同)