Wednesday, August 10, 2016 5:51 PM

施政権損ねる行為に反対 中国公船増加に米が懸念

 米国務省のトルドー報道部長は10日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行する中国公船が増加していることに懸念を表明した上で「日本の尖閣諸島に対する施政権を損ねようとするいかなる一方的な行為にも反対する」と強調した。

 また、ベトナムが南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で実効支配する島に移動式ロケット弾発射装置を配備したとの情報について「全ての領有権を主張する国に緊張を高める行為をやめるよう求める」と述べ、平和的解決を促した。(共同)