Thursday, August 11, 2016 11:24 AM

失業保険申請26万6000件 市場予想とほぼ一致

 米労働省が11日発表した6日までの週の失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1000人減の26万6000人で、3週ぶりに減少した。市場予想の26万5000人とほぼ一致した。節目となる30万人を75週連続で下回っており、同省は1970年以来の連続記録としている。前週の申請件数は当初の26万9000人から26万7000人へと下方修正された。

 申請件数の4週移動平均は、前週比3000人増の26万2750人。

 集計が1週遅れる失業保険受給者総数(季節調整済み)は7月30日までの週で前週比1万4000人増の215万5000人。プラスは2週ぶり。6月18日までの週(216万7000人)以来の高い水準だった。前週の数字は当初の213万8000人から214万1000人に上方修正された。(共同)