Thursday, August 11, 2016 11:25 AM

米7月輸入物価0.1%上昇 5カ月連続プラス

 米労働省が11日発表した7月の輸入物価指数は前月比0.1%上昇し、5カ月連続でプラスとなった。市場予想の0.3%低下に反して上がった。ただ、前年同月比で3.7%低下と下落が続いた。

 前月と比べて、食品などのエネルギー以外の品目が大きく値上がりし、原油などの値下がりの影響を上回った。

 石油・石油製品は前月比3.6%低下。前年同月比では23.1%下がった。石油以外の品目は前月比0.5%上昇した。前年同月比は1.3%の値下がりだった。

 前月比の品目別の動向は、原油が3.5%低下。食品は3.3%値上がりし、2014年3月(3.6%上昇)以来の高水準だった。一方、自動車・同部品は0.3%下がった。(共同)