Wednesday, March 21, 2018 11:30 AM

日本、対米投資2位に浮上 トランプ政権が刺激か

 企業買収や事業拡大を目的に米国に直接投資した国別の金額で、2017年は日本がカナダに次ぐ2位となり、16年の7位から浮上したことが21日、米商務省の統計で分かった。日本との間の貿易赤字削減に意欲を見せるトランプ政権の発足が、日本企業を刺激した可能性がある。

 外国直接投資統計(速報値)によると、日本の投資額は前年比34.0%増の454億4500万ドル(約4兆8000億円)だった。カナダは25.0%増の649億300万ドル。3位以下は英国、スイス、オランダと続いた。

 日本の投資額は13、14年に400億ドルを超え、2年連続で首位だったが、その後は順位を落としていた。(共同)