Thursday, August 11, 2016 5:49 PM

NY原油反発、43ドル台

 11日のニューヨーク原油先物相場は大幅反発し、指標の米国産標準油種(WTI)9月渡しが前日比1.78ドル高の1バレル=43.49ドルと、約3週間ぶりの高値水準で取引を終えた。

 サウジアラビアのエネルギー産業鉱物資源相が、原油価格の安定に向けて他の主要産油国と協力する用意があると表明したと報じられ、買い注文が広がった。国際エネルギー機関(IEA)が月報で下半期に需給が引き締まるとの見通しを示したことも相場を支えた。(共同)