Thursday, March 29, 2018 10:37 AM

SUVで販売てこ入れ 日本勢、NYでアピール

 28日に開幕したニューヨーク国際自動車ショーで日本勢が相次いで記者会見し、米国市場で人気が高いスポーツタイプ多目的車(SUV)の新型車などをアピールした。各社は売れ筋を刷新し、陰りが見える米国での販売をてこ入れする。

 2017年の米新車販売台数は、買い替え需要の一巡で前年比1.8%減の約1723万台となり、リーマン・ショックの影響で落ち込んだ09年以来8年ぶりに前年を下回った。業界では「18年も高水準を維持するが、1700万台は割る」(大手メーカー幹部)との見方が多い。

 市場が緩やかに縮む中でもSUVは好調で、メーカーの期待も高い。主力SUV「RAV4」の新型車を発表したトヨタ自動車に続き、SUBARU(スバル)も販売の柱であるSUV「フォレスター」の新型車を初公開した。ドライバーの疲労や脇見を検知する機能を搭載し、安全性能を高めた。(共同)