Thursday, August 11, 2016 5:49 PM

「自白」の尋問放送 クリミア工作でロシアTV

 ロシア国営テレビは11日、ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島でテロを企てたとして拘束したウクライナ国防省の情報機関に所属するとされる男性が破壊工作の計画を自白する尋問の映像を放送した。

 男性はエフゲニー・パノフと名乗り、1977年生まれと語った。計画はウクライナ国防省の情報機関が立案したといい、金をもらって半島内を下見し、フェリーや石油貯蔵所、化学工場などをターゲットに選んだとしている。

 グループにはほかに5人程度おり、このうち少なくとも2人はウクライナの情報機関員だという。(共同)