Wednesday, April 04, 2018 12:04 PM

NAFTA車分野で合意も 最大争点、ロイター報道

 ロイター通信は3日、米国とカナダ、メキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で、最大の争点になっている乗用車の関税を巡る交渉を3カ国がまとめ、他の争点を先送りする形で近く原則合意する可能性があると報じた。複数の通商筋の話としている。

 進展次第では今月中旬の米州首脳会議で原則合意が発表される見通しだという。

 トランプ政権は鉄鋼などの輸入制限でカナダとメキシコを適用除外とした。再交渉を早急にまとめ、通商摩擦が激化する中国との交渉に集中したいとの意向を反映している可能性もある。(共同)