Tuesday, April 10, 2018 10:48 AM

ヤフーの記者は謝罪 公式サイトは打つ投手紹介

 大リーグ、エンゼルスの大谷が投打の「二刀流」として衝撃的なスタートを切ったことを受け、米国でも注目が高まるばかりだ。打撃に疑問を呈していた米ヤフースポーツのコラムニストは大谷に宛てた謝罪文を掲載し、メジャー公式サイトは投手によるシーズン打撃のベスト10を紹介した。

 ヤフースポーツのパッサン記者は9日付のコラムで「キャンプ中にあなたの打つ能力について誤った記事を書いてしまった」と表明。意見を交換した経験豊富なスカウトたちについても「偏っていたのかもしれない」としている。

 メジャー公式サイトは「もし大谷が投げて大谷が打ったら、どちらが勝つか」という書き出しで、投打に活躍した選手のランキングを載せた。

 1位はレッドソックスに所属していた1918年のベーブ・ルースで、13勝を挙げる一方で打率3割、11発を放って本塁打王に。2位は55年に20勝と打率3割5分9厘、7本塁打を記録したドジャースのドン・ニューカム、3位はレッドソックスで35年に25勝と打率3割4分7厘、7発をマークしたウェス・フェレルだった。記事では「フェレルが野球史上、最も打力の高い投手だったのではないか」としている。そうそうたる顔触れによる歴史を調べ上げた労作となっている。(共同)