Tuesday, April 10, 2018 10:49 AM
トランプ氏、シリア攻撃示唆 「48時間内に重大決断」
シリアの首都ダマスカス近郊の反体制派主要拠点、東グータ地区で化学兵器が使用された疑いについて、トランプ大統領は9日午前(日本時間10日未明)の閣議で「24〜48時間以内に重大な決断をする」と表明した。その後の軍高官との会合では「強力な報いを受けるだろう」とも述べ、アサド政権への軍事攻撃を強く示唆した。
ロイター通信はトランプ政権が他の数カ国との共同軍事攻撃を検討していると報じた。米紙ワシントン・ポストによると、フランスや英国なども攻撃に踏み切る可能性がある。米国はロシアに圧力をかけるため国際的な包囲網構築を急いでいるもようだ。
トランプ氏は、今週予定していたペルーなどへの外遊を中止し、シリア情勢への対応を指揮する。(共同)
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