Tuesday, April 10, 2018 10:52 AM

米議会に謝罪文 FBザッカーバーグ氏

 交流サイト大手フェイスブック(FB)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は9日までに、個人情報の不正利用などFBに絡む一連の問題を巡り、対策の不備を謝罪し、再発防止を誓う内容の証言書面を米議会に提出した。議会下院の委員会が9日、書面を公表した。

 ザッカーバーグ氏は10、11の両日、議会の公聴会に出席する予定。反省の姿勢を示すことでイメージ悪化を防ぎ、議員からの厳しい質問をかわす狙いもありそうだ。ザッカーバーグ氏は6日にも、米議会が超党派で提出したインターネットメディアの政治広告規制法案への支持を表明した。

 英政治コンサルティング会社による個人情報の不正利用や虚偽ニュース、外国の選挙干渉、ヘイトスピーチに関し「FBが悪用されることへの対策が不十分だったことは明らかだ。責任に関する広い視野が欠けていた」と認め「大きな間違いで、申し訳ない」としている。(共同)