Tuesday, April 17, 2018 11:23 AM
ロシアが情報戦展開 化学兵器否定の投稿急増
米英仏の対シリア攻撃を受け、アサド政権による化学兵器使用疑惑を否定する情報を大量にソーシャルメディアに流す「情報戦」をロシアが激しく展開しているとみて、トランプ政権が警戒を強めている。国防総省によると、攻撃後にロシアの関与が疑われる投稿などは20倍に上っている。
国防総省のホワイト報道官はシリア攻撃から一夜明けた14日の記者会見で「事実をゆがめるロシアの戦略が既に始まっている」と指摘、ロシアによる「トロール(荒らし)」と呼ばれる活動が急増したと明らかにした。
トロールとはネット掲示板などへの挑発的な書き込みや投稿を指す。米側は軍事介入やサイバー攻撃に、こうした情報かく乱を組み合わせて有利な展開を狙うロシアの「ハイブリッド戦争」の一環とみている。(共同)
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