Thursday, April 19, 2018 10:45 AM
訪米旅行、81%が意欲 米観光団体トップ
米観光団体「ブランドUSA」のクリストファー・トンプソン最高経営責任者(CEO)は18日、ブエノスアイレスで共同通信のインタビューに応じ、日本など主要14市場で今後2年間に米国を旅行する可能性が高いとの回答が81%に上ったことを明らかにし、消費者の意欲の強さを強調した。
昨年12月に実施した調査で、トランプ大統領の就任前となる2016年12月と比べて2ポイント増えた。メキシコ国境の壁建設やイスラム圏からの入国規制などトランプ氏の排外的な政策が冷水を浴びせると懸念されているが、トンプソン氏は「消費者は楽しくて刺激的な旅行先を選ぶ。ホワイトハウスにいる人(米大統領)で決めるのではない」と指摘した。各市場の回答者数は明らかにしなかった。
日本からの米国旅行者数は22年に375万8000人と、16年実績から5%増にとどまる試算を紹介。「映画や音楽といった米国文化に慣れ親しんでいる若年層に、訪米をより強く働きかけたい」と上積みに意欲を示した。(共同)
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