Monday, April 30, 2018 9:54 AM

政権批判の冗談行き過ぎ? 米記者の恒例夕食会

 ホワイトハウス記者会が首都ワシントンで28日開いた毎年恒例の夕食会で、ゲストのコメディアンがトランプ政権をやゆする冗談を連発した。トランプ大統領は29日、「夕食会を終わりにするか、やり直せ!」とツイッターで反発。普段は政権に手厳しい記者らの一部からも、冗談は「行き過ぎだった」と不満が出た。

 夕食会は現職大統領の出席が慣例だったが、政権に批判的な報道を「偽ニュース」と攻撃してメディアと対立することが多いトランプ氏は、昨年に続きボイコット。政権からはサンダース大統領報道官やコンウェー大統領顧問が出席した。

 コメディアンは女性のミシェル・ウルフさん。「サンダース氏は事実を燃やし、その灰を使って完璧なアイシャドーを塗っている」と、外見をやゆしたと受け止められる発言をした。コンウェー氏については「うそをつくことしかしない」などと言い放った。(共同)