Wednesday, May 02, 2018 11:31 AM

トランプ氏に召喚状も ロシア疑惑特別検察官

 ワシントン・ポスト電子版は1日、2016年米大統領選のロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官が今年3月、トランプ大統領の弁護団との会合で、大統領が連邦大陪審での事情聴取に応じない場合、召喚状による強制聴取に踏み切る可能性をちらつかせていたと報じた。

 トランプ氏の弁護団は、大統領が聴取に応じるべきかどうか結論を出していないが、召喚状が出されれば、現職大統領に対する刑事捜査の限界などを巡り徹底抗戦し、最高裁を巻き込んだ法廷闘争につながる可能性もあるという。

 3月の会合当時、トランプ氏の筆頭弁護士だったダウド氏は、聴取に応じることに否定的だったが、同月下旬に辞任。弁護団には最近、ジュリアーニ元ニューヨーク市長が加わった。(共同)