Wednesday, May 02, 2018 11:32 AM

サービス売上高91億9000万ドルに アップル、収益源に成長

 アップルが1日発表した2018年1〜3月期決算は、アプリの販売などサービス部門の売上高が前年同期比31%増の91億9000万ドル(約1兆円)と過去最高を更新した。主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」は市場が飽和気味で、販売台数は伸びにくい。アイフォーンに次ぐ収益源に成長したサービス部門の重要性が増している。

 サービス部門は、アプリ販売のほか、音楽配信、データを保管・共有するクラウドサービス、決済サービスなどで、アイフォーンの普及を背景に利用が拡大している。

 ティム・クック最高経営責任者(CEO)は電話会見で「サービス部門は劇的に成長している」と述べた。16年から20年にかけ、売上高を倍増させる目標を掲げている。(共同)