Wednesday, May 02, 2018 11:32 AM
貿易摩擦の影響を議論 FOMC初日始まる
米国の金融政策運営を決める連邦公開市場委員会(FOMC)が1日、首都ワシントンの連邦準備制度理事会(FRB)本部で始まった。主要政策金利のフェデラルファンド(FF)レート誘導目標は年1.50〜1.75%で据え置く公算が大きい。市場関係者の多くは6月の会合で利上げすると見ており、今回は物価や雇用など景気の現状を点検する。貿易摩擦が米経済に与える影響についても議論される見込みだ。FRBは2日午後2時(日本時間3日午前3時)に決定に関する声明を発表。今回はパウエル議長による記者会見が予定されていない。
FRBは雇用の最大化と物価の安定を使命としている。失業率は4.1%と歴史的な低水準が続いており、昨年は低迷していた物価もこのところ徐々に上向いてきている。こうした環境下で、FRBは前回3月のFOMCで利上げを決定。今後も緩やかに利上げを進める方針だ。
今回のFOMCでは、米国と中国などとの貿易摩擦に関する議論も焦点の一つだ。4月18日に公表した地区連邦準備銀行による景況報告(ベージュブック)では、製造業や農業、運輸など多くの業界が中国などとの貿易摩擦激化を懸念し、トランプ政権の輸入制限の影響で鉄鋼価格が上昇しているとの声が報告された。(共同)
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