Wednesday, May 02, 2018 11:33 AM
イスラム国壊滅へ最終作戦 シリアで米主導の有志連合
米政府は1日、米軍主導の有志連合や米軍の支援を受けるクルド人主体の民兵組織がシリアで過激派組織「イスラム国」(IS)を掃討する最終段階の作戦を開始したと明らかにした。国境地帯などに潜伏するIS残存勢力の壊滅を目指す。
米国務省は声明で「ISがシリアの地域や人々を恐怖で支配した日々は終わる」と強調。クルド人勢力を敵視するトルコのほか、イスラエル、ヨルダンなどと国境管理で協力するとしている。
有志連合によると、シリア民主軍(SDF)がシリア東部のイラク国境付近で作戦を開始。シリアのアサド政権の国営通信は1日、有志連合が東部の村で民家を空爆し、民間人ら25人が死亡したと報じた。掃討作戦の一環とみられる。(共同)
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