Thursday, May 03, 2018 11:41 AM
米大統領また弁護士交代 疑惑捜査へ対決色強める
ホワイトハウスは2日、ロシア疑惑への対応に当たってきた法律顧問のコブ弁護士が今月末で退任し、エメット・フラッド弁護士が後任に就くと発表した。トランプ大統領の弁護団は最近、別の弁護士が交代したばかり。トランプ氏は疑惑捜査への非難を強めており、弁護団の陣容を変え、捜査を指揮するモラー特別検察官への対決色を強めるとみられている。
弁護団では筆頭弁護士のダウド氏が3月に辞任し、検察官出身のジュリアーニ元ニューヨーク市長が4月に加わった。トランプ氏への事情聴取について、ジュリアーニ氏は米メディアに「応じる方向に傾いている」と述べ、質問項目を絞って最長2、3時間にとどめたいとの考えを示した。
フラッド氏は不倫もみ消し疑惑を巡る弾劾裁判で無罪となったクリントン元大統領の弁護士を務めた経験があり、ブッシュ(子)政権でも弁護団の一員だった。(共同)
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