Thursday, May 03, 2018 11:44 AM
日中首脳4日に電話会談へ 北朝鮮問題中心に協議
安倍晋三首相は中国の習近平国家主席と4日午後に電話会談する方向で調整に入った。北朝鮮が核廃棄に向けて具体的な行動を取るまで国際社会が連携して圧力を維持する必要性を訴える考え。北朝鮮の核・ミサイル問題に加え、拉致問題の解決への協力も要請するとみられる。複数の日本政府関係者が3日、明らかにした。
電話会談では、経済や首脳往来の活発化といった日中両国の課題についても協議し、関係改善の加速化も確認したい意向だ。北朝鮮問題では圧力維持などを巡る立場の違いを擦り合わせる狙いがあるとみられる。
中国は朝鮮半島の非核化実現と平和の枠組みなどの問題で、北朝鮮との協力を強化する考えがある。中国の李克強首相は東京で9日に開かれる日中韓首脳会談を前に、8日に来日する予定で、安倍首相とは個別に会談する見通しだ。(共同)
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