Friday, May 04, 2018 12:44 PM
あらゆる保護主義に対抗 金融危機防止へ円融通拡大
日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)は4日、財務相・中央銀行総裁会議をマニラで開き「あらゆる保護主義に対抗する」との共同声明を採択した。4月の南北首脳会談で署名された「板門店宣言」を歓迎し「地政学的な緊張がさらに緩和することを期待する」と言及した。
アジアの金融危機を防ぐため、日本はシンガポール、インドネシアとの間で通貨交換協定を延長・拡大し、緊急時に円を融通する支援枠組みを両国にも適用することで合意した。昨年10月に第1号としてフィリピンと契約を結んでおり、これで計3カ国に対象が広がる。現地で円を調達しやすくしてドル依存を低減し、域内経済の安定につなげる狙いがある。
日本からは麻生太郎財務相と黒田東彦日銀総裁が出席。共同声明は、保護主義の拡大や早期の金融引き締め、地政学的な不安定性を世界経済のリスク要因に挙げた。(共同)
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