Monday, May 07, 2018 10:09 AM
プーチン大統領が就任 国力増強へ「躍進」訴え
3月のロシア大統領選で圧勝したウラジーミル・プーチン大統領(65)が7日、モスクワのクレムリンで宣誓し、通算4期目となる大統領に就任した。演説でロシアの発展には「あらゆる分野で躍進が必要だ」と強調、憲法規定で最終任期となる6年間で国力を増強する強い決意を表明した。
ロシア経済が低迷し、米欧との対立が新冷戦と呼ばれるほど悪化した厳しい内外環境の中で、プーチン体制の最終章がスタート。2024年の退任を視野に、後継者探しが課題となる。国民には長期政権への不満もくすぶる。
プーチン氏は演説で、ロシアは「自国の利益を守り」、「自らの進路は誰の妨害も受けずに自分で決める」と強調する一方、「対話の用意がある」とも述べ、平等で互恵的な国際協力を呼び掛けた。(共同)
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