Tuesday, May 08, 2018 11:06 AM
イラン核合意で判断発表 9日にトランプ大統領
トランプ大統領は7日、オバマ前政権時の2015年に米欧など6カ国とイランが結んだ核合意への米政府の対応について、8日午後2時(日本時間9日午前3時)に「判断を発表する」とツイッターで表明した。残留か離脱かが注目される。イランのロウハニ大統領は、米国が離脱を決めた場合でも合意にとどまる可能性に含みを残している。
合意当事国の英国、フランス、ドイツはトランプ政権に合意を堅持するよう訴えている。英国のジョンソン外相は7日、訪問先のワシントンでペンス副大統領やポンペオ国務長官と会談した。合意に残るよう説得を試みたとみられる。
イランは経済制裁の解除と引き換えに、10〜15年間のウラン濃縮活動制限などに同意した。だがトランプ氏は核合意について、イランの弾道ミサイル開発を黙認し、核開発の制限期間が限定されているなどと批判。欠陥があるとして、修正されなければ離脱する意向を表明しており、見直しの期限が12日に迫っている。(共同)
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