Friday, May 18, 2018 10:54 AM
「英語話せ」と店員に激高 NY、弁護士に批判殺到
米国でも最もリベラルな都市の一つとされるニューヨークの飲食店で、スペイン語で会話をしていた店員に対し、来店した弁護士の白人男性が「ここは米国だ。英語で話せ」と怒鳴りつける動画がネット上で出回り、男性への批判が殺到している。CNNテレビなどが17日報じた。
米メディアによると、この弁護士はアーロン・シュロスバーグ氏(42)。15日、店内で別の客が店員とスペイン語で会話しているのを聞くと突然激高し「マンハッタンで営業するなら店員はスペイン語でなく英語を話すべきだ。ばか野郎」と、ののしり始めた。
店の責任者が駆けつけると「こいつらは不法移民だと思う。移民・税関捜査局(ICE)に電話して、私の国から追い出してやる」と脅しつけ、そのまま店を出たが、一部始終をスマートフォンで撮影されていた。
ニューヨークの大衆紙デーリー・ニューズによると、シュロスバーグ氏は2016年の米大統領選で、不法移民に厳しい政策を取るトランプ氏に500ドル(約5万5000円)を献金していたという。(共同)
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