Wednesday, August 17, 2016 10:20 AM
南シナ海で違法漁業監視 インドネシア、中国けん制
インドネシア政府は17日、中国漁船による違法操業が頻発している南シナ海南端のインドネシア領ナトゥナ諸島ラナイで、17日の独立記念日に合わせ、違法漁業の監視施設の開設式と違法操業者を拘束する施設の起工式を行った。
違法操業の取り締まりに強い姿勢を示すことで、国威を発揚するとともに中国をけん制する狙いだ。スシ海洋・水産相が「ナトゥナ諸島を外国漁船が水産資源を盗むための海域にしてはならない」と述べ、警備体制強化を訴えた。
インドネシア政府は17日、違法操業で拿捕していた外国漁船58隻をナトゥナ諸島などで海に沈めた。船籍は明らかにしていない。(共同)
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