Thursday, June 14, 2018 10:53 AM
シンガポール、急速に日常 金正恩氏の足跡たどる
史上初となる米朝首脳会談が12日開かれたシンガポール。当日に向け高揚感に包まれた都市国家は14日、会談から2日がたち急速に日常を取り戻している。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は会談前夜、海沿いの観光名所を突然訪れ、居合わせた市民らに笑顔を振りまいた。金氏の足跡をたどった。
3棟の高層ホテルの屋上に船を渡したような独特のデザインで知られる「マリーナベイ・サンズ」。金氏の一行は11日深夜、展望フロアから夜景を楽しんだ。13日夕訪れると、店員は「当日のことは話すなと言われている」と取材を拒んだ。
会談の会場になったセントーサ島のカペラホテルは当日、立ち入りが厳しく制限された。13日はホテル玄関まで車で行けたが、車寄せで係員に「本日は閉鎖しています」と退出を求められた。(共同)
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