Tuesday, June 19, 2018 11:02 AM

米朝会談の成果実行で一致 中朝首脳、3度目会談

 中国の習近平国家主席は19日、北京の人民大会堂で空路中国入りした北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談した。両首脳は12日の米朝首脳会談で得られた「成果」を着実に実行していく必要があるとの認識で一致した。中国中央テレビが伝えた。中朝両首脳の会談は3月と5月に続き3度目。

 朝鮮半島の非核化や平和体制構築を巡る米朝間での協議本格化を見据え、中国は積極的に関与する姿勢を強調した。

 習氏は、朝鮮半島の非核化と平和体制の構築を巡り前向きな成果が得られたとして米朝首脳会談を「高く評価する」と強調。金氏は米朝会談の合意を段階的に実現に移せば「朝鮮半島の非核化へ新しい重大な局面を切り開くことになる」と述べた。(共同)