Thursday, June 21, 2018 10:55 AM

インドも報復関税実施へ 8月から、2億4100万ドル分

 インド政府は21日、米国が鉄鋼やアルミニウムの輸入制限を発動したことに対抗し、大型バイクなど30品目の米国からの輸入品に、8月4日から報復関税を課すことを決めた。

 輸入制限によって年間約2億4100万ドル(約266億円)の損害を被るとしており、これとほぼ同額の報復関税を課す方針だ。排気量が800cc以上の大型バイクに50%を課すほか、アーモンドやリンゴなどが対象となる。

 インドは米国が3月に発動した、鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の追加関税をそれぞれ課す輸入制限の対象国。インド政府は輸入制限を除外するよう米国に求めたが、受け入れられなかった。(共同)