Thursday, July 05, 2018 10:59 AM

「誠実」「差別」半々 トランプ氏の移民政策

 米キニピアック大が4日までに発表した世論調査によると、メキシコ国境を越え不法入国した移民親子を分離収容するなどのトランプ政権の移民政策に関し、トランプ大統領の動機は「国境管理のための誠実な関心」からと考える人が50%、「人種差別的信条」が理由との回答が44%で、ほぼ半々の結果になった。

 党派別では、与党の共和党支持者の90%が「誠実」、野党の民主党支持者の80%が「人種差別」と答え、分断色が鮮明に。無党派層は「誠実」48%対「人種差別」45%と拮抗した。

 親子分離収容についてどう感じるかは「悲しい」「ひどい」「間違っている」「嫌悪感を催す」などの答えが多かった。(共同)