Thursday, July 05, 2018 11:00 AM
病気腎移植、一部保険適用 入院、投薬の負担軽減
厚生労働省の専門家会議は5日、がん治療で取り出した腎臓を別の腎不全患者に移植する「病気腎移植」について「先進医療」に指定することを条件付きで承認した。移植手術の費用は自己負担だが、入院や投薬など費用の一部に健康保険が適用され、患者の負担が軽くなる。東京西徳洲会病院が計画を申請、宇和島徳洲会病院(愛媛県)とともに実施する。
腎臓を丸ごと摘出する提供者に不利益が生じる恐れがあるなど安全面や倫理面での問題が指摘され、厚労省は臨床研究を除いて原則禁止していた。会議終了後、座長の宮坂信之・東京医科歯科大名誉教授は「病気腎移植にもろ手を挙げて賛成ではない。保険適用をするかどうかを評価するスタート地点にすぎない」と話した。
徳洲会側の計画では、がんの大きさが7センチ以下で医学的に摘出が必要な患者から腎臓を取り出し、腫瘍部分を取り除いた上で、別の末期腎不全患者に移植する。計42人に移植を行い、9年かけて有効性を評価する。(共同)
ニュース
07/05/2018 11:00 AM
マーレ、米エンジニアリング事業をベルギー社に売却
07/05/2018 11:00 AM
GMの24年米EV販売、50%増~テスラに次ぐ2位
07/05/2018 11:00 AM
トルクとエイバ、提携強化〜自動運転トラックの開発加速へ
07/05/2018 11:00 AM
11月卸売売上高、0.6%増〜在庫は0.2%減
07/05/2018 11:00 AM