Monday, July 09, 2018 11:20 AM

ソフトバンク上場予備申請 今年最大規模の株式公開に

 ソフトバンクグループは9日、携帯電話子会社ソフトバンクの東京証券取引所への上場予備申請を行ったと発表した。上場すれば、フリーマーケットアプリ運営のメルカリ(初値ベースの時価総額6766億円)を抜き、今年最大規模の新規株式公開になる見通し。

 中核企業の経営基盤を強化するとともに、調達資金を有力なベンチャー企業への投資に振り向け、グループ全体の成長につなげる。

 上場後もソフトバンクグループの連結子会社にとどまるが、親会社は戦略的持ち株会社の性格が色濃くなる。孫正義会長兼社長は今年6月の株主総会で「これまでは通信事業に頭の97%を使っていたが、そちらを(ベンチャー企業への)投資に回す」と強調していた。(共同)