Friday, August 19, 2016 5:39 PM

NY株反落、45ドル安 米利上げ警戒再燃

 19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米国の早期利上げへの警戒感が再燃して3日ぶりに反落し、前日比45.13ドル安の1万8552.57ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は1.77ポイント安の5238.38だった。

 サンフランシスコ連邦準備銀行のウィリアムズ総裁が前日に9月の米利上げがあり得ると発言したことが売りを誘った。利上げが景気にブレーキをかけ、株価にもマイナスに働くと懸念された。

 ウィリアムズ氏は米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーで、連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長に比較的近いとされている。(共同)