Friday, July 13, 2018 12:06 PM

ベビーパウダーに発がん性 J&Jに46億9000万ドル命令

 ミズーリ州の裁判所の陪審は12日、ベビーパウダーなどの商品に発がん性があるとして消費者から訴訟を起こされていた医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に対し、計46億9000万ドル(約5300億円)の支払いを命じる評決を出した。ロイター通信が報じた。

 J&Jは、商品に発がん性がないことを確信しているとして「評決に深く失望している」との声明を発表。上訴する方針を明らかにした。

 J&Jは多くの関連訴訟を起こされているが、ロイターによると、今回の賠償額は関連訴訟の中で過去最高額。支払額のうち41億4000万ドルは懲罰的賠償だった。(共同)